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着任して間もない広報担当者が意識しておきたい、PRの2つの軸

着任して間もない広報担当者が意識しておきたい、PRの2つの軸

PR担当者として仕事をする上で、常に意識しておきたいのが「認知拡大」と「ファンづくり」の2つの軸。特に最近は、「ファンづくり」に軸足を置いたPR活動がますます重要になってきています。ここではそんなPRの2つの軸について、また「ファンづくり」において大切にしたい心がけについて解説します。

 

戦略のないPRは資金と時間、労力の無駄

現在、メディアやコミュニケーションツールが多様化し、企業はオウンドメディアやSNSによって、自ら情報を発信できるようになりました。そのため、企業のPR活動を効果的に行うには、これまで以上に緻密な戦略が求められるようになってきています。

特に企業側が発信したいメッセージをそのまま打ち出せる広告とは異なり、PR活動はコミュニケーションのすべてをコントロールできるわけではありません。戦略的に行わないと効果がないばかりか、時には企業にマイナスをもたらすことすらあるので注意が必要です。

 

着任して間もない広報担当者が意識しておきたい、PRの2つの軸

PRには、「認知拡大」と「ファンづくり」の2つの軸がある

PR活動を大きく分けると、「認知拡大」と「ファンづくり」の2つの軸があります。まずは、企業やブランドのことをより多くの方に知っていただく。それが「認知拡大」です。その上で、企業やブランドに信頼感や深い愛着をもってもらう。それが「ファンづくり」です。PR活動においては、通常はまず「認知拡大」を図った後、「ファンづくり」を進めていきます。

ただ現在は、単に「認知拡大」を図るだけでは、なかなか製品やサービスの購入につながらないケースが増えています。今やモノやサービスは飽和状態にあります。そのような中で消費者は、機能や性能より、例えば〝地球環境を守るために貢献している〟〝創業時より職人の技を生かしたモノづくりにこだわっている〟といった「物語性」に魅力を感じるかどうかで、商品やサービスを選ぶ時代になっています。そのため「認知拡大」も、常に「ファンづくり」を意識しながら行う必要があるのです。

特に企業の継続的な成長を考えると、PV数やシェア数など短期的な「認知拡大」よりも、長期的に効果のある「ファンづくり」が重要です。熱烈なファンは主体的にその企業やブランドを応援してくれるようになり、口コミやSNSで自ら「認知拡大」を働きかけてくれます。そのような「ファンづくり」から、さらなる「認知拡大」へのサイクルが生まれれば、理想的です。

 

着任して間もない広報担当者が意識しておきたい、PRの2つの軸

ファンをつくるために心がけるべきことは?

最後に、企業やブランドのファンを育てるために、広報担当者としてどんなことを心がければよいのでしょう。まずは自身が、自社や自社の製品・サービスへの深い理解と愛情をもつことが土台となります。そして、自社や自社の製品・サービスが、お客さまにどのような価値を提供できるのか、そこをとことん突き詰めて考える必要があります。その上でさまざまなメディアの特性やリーチ先を見極め、戦略的で実効性のあるPR施策を実施することが求められます。

また広報担当者は、メディアや消費者にとっては、その企業の「顔」となります。自分は会社の看板であるとの自覚をもち、日ごろの立ち居振る舞いやマナーにも十分気を配る必要があります。広報担当者は、まずはメディア関係者から信頼され、頼られる存在になることを目指したいものです。

最後に、長期的なファンづくりに取り組むにあたり、何より大事なことは消費者との信頼関係です。そのためには、不祥事やトラブルがあったときは、できる限り迅速に、誠実に対応する姿勢が欠かせません。情報発信やコミュニケーションにおいては、良い面ばかりアピールしようとするのではなく、常に正直に、心の込もった対応を心がけること。それが、確かな信頼関係を築く上での礎になるからです。

 

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