テレビに取り上げられるには?テレビ業界の裏側を徹底解説!

2021.03.15 広報ノウハウ

「テレビに出て認知度を上げたい」「広報活動の目標としてテレビに出ることを掲げている」という方は多いのではないでしょうか。しかし、どうすればテレビに取り上げられるのか、頭を抱えていませんか?テレビに取り上げられるためには、まずはテレビ業界のことをよく知らないといけません。

そこで今回は、
・テレビ番組の裏側
・テレビに取り上げられるには?
・取り上げられるオススメの方法

をご紹介します!

メディアに取材される企業がやっている3つのこと【無料】

番組制作の裏側ってどうなってるの?

番組の形式にもよりますが、いわゆる帯番組と言われる毎日同じ時間に放送される番組には、ざっと150名ほどのスタッフがいます。スタッフの中には、番組の企画や台本などを考える放送作家、番組制作を統括するプロデューサー、現場で指揮をとるディレクター、ディレクターの補佐アシスタント・ディレクター(AD)、タイムキーパー、美術スタッフなどなど、多くの職種の人々がいます。

意外と知らない企画の裏側

早朝から深夜までほぼ24時間流れ続けるテレビ番組。地上波だけでなくCSやBSも合わせるとその番組数はものすごい数になります。では、その番組の企画は誰がどこで決めているのでしょうか。

まず、前提として企画には大きく分けて「番組制作会社からの持ち込み企画」と「テレビ局内からの提案で生まれる企画」の2種類があります。番組制作会社とは、その名の通りテレビで放送する番組を制作する会社です。現在テレビで放送している番組のほとんどは番組制作会社が制作しています。実は、テレビ局は報道事業がメインなので、自分たちで企画をすることはあまりないんです。

どちらの企画も元となる「ネタ」が必要不可欠です。そのネタを決めるのが企画会議です。テレビ局では毎週のように企画会議が行われており、その会議で次の企画ネタが決まります。つまり、テレビに取り上げられるには、その企画会議でネタとして採用されればいいというわけです。

企画のネタ情報はどこで集めているのか

企画会議で話し合う「ネタ」はいったいどこで集めているのでしょうか。定期的にある番組や放送頻度が高い帯番組などでは、リサーチ業務というネタを探す仕事があります。そのため、各番組制作会社は、企画ネタとして取り上げられる情報がないか常にアンテナを張っています。

情報を収集する方法としては、企業から送られて来るプレスリリース・WEBメディアに載っている記事・PR会社からの情報提供などがありますが、基本的に付き合いのあるところから情報収集をすることが多いです。

テレビに取り上げられる4つの方法

では、番組制作会社と付き合いのない企業が、テレビに取り上げられるためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは4つの方法をご紹介します。

– プレスリリースを送る

番組制作会社あてに、プレスリリースを送付する方法です。ただし、番組制作会社当てには毎日多くのプレスリリースが届くので、読んでもらうためにはタイトルをキャッチーにするなど、工夫が必要です。

プレスリリースを書くコツとしては、「時事性」と「独自性」を意識したタイトル・文章にするといいいでしょう。制作会社は常に新しい情報を求めているため、周りと違うなと思われれば取り上げられる確率が上がります。

– 担当者とのコネを作る

こちらは原始的な方法ですが、テレアポやビジネス交流会などで担当者とのコネクションを作る方法です。地道な努力と根気が必要になりますが、一度コネクションが取れれば、有効な人間関係を構築することが期待できます。

– PR会社に依頼する

PR会社に広報活動を依頼する方法です。PR会社には番組制作会社との長年のコネクションがあるため、より効率的にテレビに取り上げられることが期待できます。また、広報活動の代行もしてくれるところもあるため、ある程度広報予算が取れて、これから広報活動を始める企業やいろいろな方法を試して行き詰まってしまった企業にオススメの方法です。

– メディア露出の実績を積み重ねる

小さなメディア露出実績を積み重ねて、その実績を元に担当者にアプローチをする方法です。中長期的な目線で計画をする必要性はありますが、メディア担当者からの取材が来ることも期待できます。いきなりテレビ露出を目指すのではなく、自社が取り上げられやすい小さなWEBメディアなどへの露出を目標にしてください。

テレビに取り上げられるためにオススメの方法

テレビに取り上げられる方法として、私たちがオススメしているのが「メディア露出の実績を積み重ねる方法」です。なぜなら、しっかりとした計画と明確なゴール、そして地道な行動があれば、4つの中で一番効率的で効果的な方法だからです。

しかし、
「最初のメディア露出をどのようにすればいいかわからない」
「広報にかける時間もリソースもない」
「メディアとの繋がりがない」

など、最初の1歩が踏み出せない方が多いのではないでしょうか。

そんなときは、PR会社に頼んでみるのも1つの手段だと思います。弊社では、メディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。現在、多くのメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?