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パブリシティとは?意外と知らない広報・PRとの違い

2021.08.20 広報ノウハウ
パブリシティとは?意外と知らない広報・PRとの違い

パブリシティという言葉をご存知ですか?「PR」や「広報」と混同されがちな言葉ですが、ずばりパブリシティとは「メディア露出」を意味する広報用語のことです。

本記事では、企業の広報担当なら知っておきたいパブリシティについて、その意味を深堀りしながら、PRや広報、広告との違い、さらに種類や具体的な手法について徹底解説していきます。

そもそもパブリシティって何?

パブリシティは英語の「publicity」を語源としていて、直訳すると「宣伝」や「世間の注目」などという意味です。広報業界では「報道」や「メディアへの露出」を意味する用語として多く用いられます。

例えばプレスリリースやイベントなどを通して、メディア関係者に向けて情報を発信し、その結果ニュースの掲載や報道に繋がった際は「パブリシティに成功した」と言ったりします。

つまり、パブリシティとは、「企業の商品やニュースをマスコミに売り込み、メディアで報道されること」を意味する広報用語なのです。

パブリシティと「広報」「PR」との違い

「パブリシティ」と広報業界でよく耳にする「広報」や「PR」とでは、何が違うのでしょうか。

まず「広報」を文字通り解釈してみると、「広く報せる」となります。つまり、企業・団体が社会に向けて広く情報発信することを広報と言うのです。

そしてPRとは、「パブリック・リレーションズ」のことを指します。リレーションズとある通り、PRの目的はひらたく言えば、「公衆との良好な関係づくり」のこと。その良好な関係を築いた上で、企業・団体の目標とする成果の実現を目指します。

言い換えれば、広報が「一方的」な情報発信であるのに対し、社会の情勢や消費者の声に耳を傾けつつ、企業・団体と社会との良好な関係構築に主軸を置いた「双方的」なコミュニケーションがPRであると言えます。

では、パブリシティはというと、プレスリリースなどの企業発信を起点とした「メディアの報道」自体を指すので、「広報」活動の結果がパブリシティであると捉えることもできます。

あわせて知っておきたい!「広告」との違い

こちらもよく耳にする用語で混同されやすいものに「広告」がありますが、広告とは、広告主がテレビCMや新聞などの広告枠を購入し、自社が発信したい内容を自らの表現で発信することを指します。

一方でパブリシティが意味する「メディアの報道」とは、広告のように枠を購入するようなものではなく、企業側で発信内容をコントロールすることができません。発信内容は第三者であるメディアに一任されるという点で、広告と比べると、受け手である消費者の信頼度が格段に高くなります。

※「広告」と「PR」の違いついては過去の記事でまとめています。

パブリシティの種類

・テレビパブリシティ

いま話題の企業・商品として、情報番組やバラエティなどのテレビ番組に取り上げられることです。テレビCMのような広告枠ではないので、「テレビで取り上げられた」という第三者のお墨付きが得られ、企業プロモーションに効果的です。

・プリントパブリシティ

新聞、専門紙・誌、雑誌、フリーペーパーなどの紙媒体に取り上げられることです。ターゲットとなる層の年齢、性別、興味関心などを明確にして、取り上げられる媒体を選ぶことがポイントですね。

・WEBパブリシティ

ネットニュース、ブログ、SNS、WEB動画などのWEB媒体に取り上げられることで、近年では、若い世代を中心に急速に需要が高まってきています。

・プレゼントパブリシティ

媒体のプレゼント欄への掲載によって、商品名・企業名などが一緒に取り上げられることです。新聞や雑誌の読者向けのプレゼント企画を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。認知度の向上はもちろん、実際に当選した人の満足度によってはリピーターの獲得にも効果があります。

・ペイドパブリシティ

こちらは少し毛色が異なりますが、費用を支払い、番組・記事内の特集枠などで紹介してもらうことを指します。テレビのCMや新聞・雑誌などの広告ページとしてではなく、あくまで番組内・記事内で取り上げられるという点で、前述の「広告」とは異なります。消費者の目に”広告として映らない”ことがポイントだと言えます。

知っておきたい!パブリシティ獲得のための手法

プレスリリース

企業や団体がメディアに向けて情報を提供する際に用いられる、最も一般的な方法です。提供できる情報におけるルールは特になく、新商品、新サービスの情報はもちろん、社会貢献活動についての情報などあらゆる情報を提供することができます。

ただし、メディアの担当者も多忙なので、送られてくるリリースを1件1件ゆっくりじっくり見る時間はありません。そのためプレスリリースを読んでもらうためには、情報の内容はもちろんですが、書き方のテクニックや情報提供のタイミングなども重要になるということは頭に入れておきたいですね。

新商品発表イベント・PRイベント

イベントにメディアを誘致し、その取材を通してパブリシティを狙う方法です。あくまでもパブリシティ(メディア露出)によって情報の拡散が目的ですので、「イベント実施」が目的となってしまわないように注意しましょう。

じゃあただ単にたくさんメディアを呼び込めばいいの?というとそうではなく、イベント自体の内容(自社商品・サービスの魅力が伝わる演出や、旬なタレントの起用など)にもこだわって、より自社プロモーションの目的に合ったメディアへの露出を目指したいところです。

メディアリレーション

メディアリレーションとは、その名の通り「メディアとの良好な信頼関係を築く」ことです。広報担当者が自社とメディアの間に立ち、記者や編集者、ディレクターなどのメディア関係者との適切なコミュニケーションをとることで、パブリシティの獲得を目指します。

ここで注意点となるのは、あくまでも「リレーション」となりますので、ただ企業側から商品やサービスの情報を発信するだけの一方的なコミュニケーションにならないようにすることです。メディア側がいま必要としている情報を聞き出すことや、忙しい時期を避け、最適なタイミングで情報を提供できるように、「相手を知る」ことも非常に重要になります。

メディアリレーションについて、過去の記事で詳しく説明しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。企業プロモーションにおいて、パブリシティは非常に重要な役割を担うと言えます。しっかり知識を身に着けて、より効率的にパブリシティを成功させたいですね。

とはいえ、
「何から始めていいかわからない」
「パブリシティのやり方は分かったけど、そこに割く時間もリソースもない」
「そもそも広報に割ける人手が足りていない」

など、様々な課題を抱えた方もいらっしゃるかと思います。

弊社では、メディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。現在、多くのメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?

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