【最新版】PR会社ランキング!資本金や選定ポイントなど徹底解説。

2024.02.09 業界動向
 PR会社ランキング

※2024年1月に更新しております。

PR会社の数は多く、全国で180社以上あると言われています。その中で、自社にぴったりなPR会社を選ぶのは大変・・・。

・多すぎて、PR会社の違いが分からない
・自社に合うPR会社の探し方が分からない
といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、資本金や選定ポイント別にPR会社をランキング形式でまとめました。

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そもそもPR会社って何をする会社?

PR会社とは、一般的に企業の広報業務を代行する会社のことを指します。広報業務といっても多岐に渡りますが、例えば、企業の情報がメディアに取り上げられるようメディアとの関係を築く、プレスリリース作成などの業務を代行する、広報戦略の立案などがあります。

よく広告代理店と間違えられることがありますが、広告を制作し運営を代行する広告代理店と異なり、PR会社は世の中との有効な関係性の構築をサポートすることを目的としています。

PR会社を利用するメリットを3つご紹介!

1:プロのノウハウを享受することができる

最大のメリットは、PR戦略のプロが、自社の代わりに広報・PR活動を行ってくれることで、より効果が出る広報活動を行えるということです。また、PR会社は企業の課題抽出や、それに合わせたPR戦略、危機管理も行ってくれるので、幅広く充実したサポートが受けられます。

2:自力では繋がれなかったコネクションが持てる

PR会社は様々なマスメディアとのコネクションをもっています。もちろん得意分野はPR会社によって異なりますが、普段なかなかコンタクトの取れない著名なメディアにも、PR会社を通してアプローチすることができます。

3:広報にかかる工数を削減できる

戦略を立て、メディアリストを作成し、地道に連絡を取り、取材の準備もするなど広報の仕事は多岐に渡ります。PR会社に依頼をすることでこれらの業務を代行してもらえるので、メディア露出までの工数を大幅に削減することができます。

PR会社に依頼する際に注意すること

◎効果が出るまでに時間がかかる

広報は世の中との良い関係づくりを目的としているため、広告と違ってすぐに効果が出るわけではありません。そのため基本的に中長期のプロジェクトとなります。すぐに結果が出ずとも、効果が出るまで時間がかかるということを念頭において置く必要があります。

◎ある程度の費用がかかる

PR会社によって費用感は変わりますが、大手PR会社だと数百万〜数千万円の費用がかかる場合がほとんどです。ある程度の費用がかかることを前提に、自社の状態にあったPR会社を選ぶようにしてください。

広報活動で失敗しないために!PR会社を選ぶ際のポイント

PR会社ランキングをご紹介する前に、PR会社選びのポイントをお伝えします。

PR会社選びは、以下の3つが非常に大事です。

どのメディアとの繋がりがあるか、実績があるか
PR会社の「得意分野」をしっかり見極めること
依頼しようとしているPR会社の「料金の目安」を知っておくこと

この3つをしっかりおさえておけば、広報代行の依頼で失敗する確率はぐっと下がります。詳しく説明いたします。

①どのメディアとの繋がりがあるか、実績があるか

PR会社が、具体的にどのような方法を用いて、どのような実績を残したのかを、実際の事例を見ながら比較しましょう。実績とは、メディアへの露出やSNS等を使用しての成功事例です。PR会社がこれまでおこなってきた事例を調べることによって、自社のニーズに合ったPR戦略が実現できるかどうか見極めることができます。

2:PR会社の「得意分野」をしっかりと見極めること

PR会社には、「専門PR会社」と「総合PR会社」があります。専門PR会社には、業界・分野を限定している会社や、SNSマーケティング、イベントマーケティング、リスクマネジメント専門のPR会社など、サービスを限定する会社もあります。

一方、主に大手PR会社が該当する総合PR会社は、メディアに情報を届けて取り上げてもらえるよう働きかけるパブリシティ活動の他、あらゆる分野のマーケティングやブランディング、イベントやプロモーション、危機管理広報に至るまで、多種多様な業界における広範囲のサービスを提供しています。

PRをする目的やゴールは何か、またそれを実現する為にどのような業務を任せたいのかを明確にして、自社に合ったPR会社を選んでください。

3:依頼しようとしているPR会社の「料金の目安」を知っておくこと

PR会社によって、費用・料金の算出方法は様々ですが、例えば大手の総合PR会社に依頼した場合、相場として月額平均100万円以上はかかる場合がほとんどです。この金額で妥当なのか検討し、もし高額だと感じるのであれば、専門PR会社や、フリーランスのPRプランナーへの依頼を検討するのも良いでしょう。各社ホームページを見ても具体的な費用を確認することが難しい場合があるので、事前に問い合わせてみるのも一つの手かもしれません。

PR会社 資本金ランキング TOP6

1:株式会社ベクトル

・特徴
ニュース配信プラットフォーム「PR TIMES」を保有していて、幅広い事業ドメインをベースに、総合的なコミュニケーション立案からアウトプットまでワンストップで提供を行っている。

・会社概要
会社名:株式会社ベクトル
URL:https://vectorinc.co.jp/
設立:1993年3月30日
資本金:28億8,000万円(2023年2月現在)
証券コード:6058

2:株式会社Enjin

・特徴
2021年6月にマザーズに上場。中小・中堅企業、医療機関のPRに強みを持つ。法人/経営者向けPR支援サービス、医師/医療機関向けPR支援サービス、プラットフォームサービスなど包括的なサービスが特徴。

・会社概要
会社名:株式会社Enjin
URL:https://www.y-enjin.co.jp/
創業:2006年6月創業
資本金:17億7,570万円 ※資本金および資本準備金を含む(2023年5月現在)
証券コード:7370

3:共同ピーアール株式会社

・特徴
独立系の老舗大手PR会社で、日本の大手企業をクライアントとして多く持っています。メディア・リレーションを軸としたPR戦略が特徴で、契約プランには「長期的なPRコンサルティング契約(リテイナー契約)」と「短期的なPRプロジェクト戦略」の2種類があります。

・会社概要
会社名:共同ピーアール株式会社
URL:https://www.kyodo-pr.co.jp/
創業:1964年11月14日
資本金:5億4,300万円(2022年12月現在)
証券コード:2436

4:株式会社プラップジャパン

・特徴
IT関連企業や通信機器メーカーとの実績が豊富なPR会社です。「メディアトレーニング」や「危機管理広報」などの特徴的なサポートが充実していて、総合的かつ専門的な支援を提供しています。

・会社概要
会社名:株式会社プラップジャパン
URL:https://www.prap.co.jp/
設立:1970年
資本金:4億7,000万円(2023年8月現在)
証券コード:2449

5:株式会社サニーサイドアップ

・特徴
幅広い事業内容を活かしたPR戦略をおこなっているPR会社です。スポーツ選手のマネジメントもおこなっていて、スポーツ関連のPR事業も得意としています。また、SNSを活用したデジタル・マーケティング分野の事例も豊富なことが特徴です。

・会社概要
会社名:株式会社サニーサイドアップ
URL:https://www.ssu.co.jp/
設立: 2019年8月1日
資本金:5億4,700万円(2023年6月現在)
証券コード:2180

6:株式会社電通パブリックリレーションズ

・特徴
大手広告代理店である電通のPR部門を担っているPR会社です。幅広いPR業務を手がけ、特徴としては政府関係者へのアプローチ、世論喚起がおこなえる「PA(パブリック・アフェアーズ)」活動が挙げられます。 

・会社概要
会社名:株式会社 電通パブリックリレーションズ
URL:https://www.dentsu-pr.co.jp/
設立:1961年9月20日
資本金:4,000万円(2021年7月現在)
証券コード:4324(電通グループ)

番外編:プラットフォームを運営しているPR会社を3社紹介!

PR Times

・特徴
国内シェアNo.1のプレスリリースサービスで、上場企業の30%以上が利用しています。全12,000以上の配信ネットワークを持ち、プレスリリースを配信できます。

・料金プラン例
1回配信:30,000円
1か月契約:80,000円
1年契約:840,000円(70,000円/月)

・運営会社
会社名:株式会社PR TIMES(ベクトル子会社)
URL:https://prtimes.co.jp/
設立:2005年12月26日
資本金:4億2,066万円(2023年2月現在)

SPIRIT

・特徴
ソーシャルメディア上で影響力を持っているインフルエンサーとPRしたい企業とを繋ぐ、「インフルエンサー・マーケティング」に特化したマッチングプラットフォームです。

・料金プラン例
インフルエンサーへの報酬:自由設定(5,000円~)
+ディレクションフィー:3,000円~
×募集人数 + プラットフォーム利用料:20%

★ポイント
インフルエンサーを公募で集める形式をとっているため、一般的なインフルエンサーへの依頼より低価格でPRに活用できます。

・運営会社
会社名:リデル株式会社
URL:https://liddell.tokyo/
創業:2014年10月14日
資本金:3億5238万9900円

メディチョク

・特徴
プレスリリースの配信だけでなく、広報に関するノウハウ勉強会やメディア関係者も参加するイベントの開催、またメディア関係者が今求めている情報がリアルタイムで届くなど、多種多様なサービスを展開するプラットフォームです。

・料金プラン
詳しくはお問い合わせください

★ポイント
運営会社のEnjinが持つ1500以上の取材先を探しているメディア関係者に、直接プレスリリースを届けることができるので、高い確率でメディア露出を実現できます。

・運営会社
会社名:株式会社Enjin
URL:https://www.y-enjin.co.jp/
創業:2006年6月
資本金:17億7,570万円 ※資本金および資本準備金を含む(2023年5月現在)

まとめ

いかがでしたでしょうか。PR会社に依頼すればより効果的な広報活動が期待できます。しかし、ひとえにPR会社といっても各社それぞれ特徴や費用感が異なってきますので、自社に合ったPR会社を慎重に選ぶ必要があります。

弊社では、メディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。現在、多くのメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?