【PR会社が徹底解説!】メディアに取材される企業がやっている “3つのこと”

2021.03.19 広報ノウハウ
【PR会社が徹底解説!】メディアに取材される企業がやっている “3つのこと”

「メディアに取材されたい」と思っても、まず最初に何から取り組めばいいのかわからないという広報担当の方は、意外と多いのではないでしょうか。そんな方にオススメなのが、成功している企業の真似をすることです。

そこで今回は、
・取材されている企業がやっていること
・取材されるポイント
・おすすめの方法
をご紹介します。ぜひ広報活動の参考にしてみてください。

今回の情報をまとめた資料もご用意しています。理解度を上げるためにもダウンロードをオススメします。

そもそも『取材』とは?

取材とは、メディアが作品や報道をするにあたって必要な情報を、ある特定の人物・物事から取ることです。取材される対象は、その時の作品や報道内容によってかわりますが、よく取材される企業にはいくつかの共通点があります。これから詳しく説明していきます。

取材される企業がやっている”3つのこと”

企業の広報として、「取材される」ことは評価においても、経営においても重要な位置付けです。では「取材される」ためには何をすればいいのでしょうか?ここでは3つのポイントをご紹介します。

ポイント①:メディアとの有効なコネクションを作っている

メディアに取り上げられるために、とても重要なことはメディア関係者と連絡がとりあえる間柄であることです。ではどのようにコネクションを作れば良いのでしょうか。

まず、最初のステップとして取り上げられたい媒体探しから始めてください。ここでのポイントは一旦メディアの認知度やジャンルは考えず、とにかく数を重視することです。できるだけ多くのメディアをリストアップしてください。

次に、リストアップしたメディアとの接点を作り出します。接点を作り出す方法として、一般的にはテレアポやメディア担当者が登壇するセミナーなどのイベントがあります。この接点を作り出す工程が一番泥臭く時間がかかるので、兼業などで接点を作り出す時間が取れない場合は、メディアとのマッチングサービスなどを使ってみるのもありかと思います。(詳しくはこちら)

メディアとの接点が作れたら、定期的に連絡をとって有効な関係構築を目指してください。特にイベントや季節の変わり目などは、メディア側も情報を求めていることが多いので、取材される確率が高いです。また、メールだけでなく直接会うことでより良い関係が築けます。

<コネを作る上での注意点>
①メディアの忙しい時間を把握し、しつこく電話しない
②相手の立場になって電話をする
③メディアと会う時はそのメディアに会う服装で行く

ポイント②:プレスリリースや企画の提案を定期的にしている

メディア関係者とコネクションが作れたら、プレスリリースや企画を定期的に配信しましょう。アピールするネタが少なくても、切り口を変えて月に1回配信することを目標にしてみてください。プレスリリースなどを配信する時は、以下の点に注意してください。

プレスリリースなどを配信する時の注意点

– メディアの特性を知った上で配信しようとしているか

メディアはそれぞれ、読者層や取り上げているネタの内容が異なります。アプローチをする前に、メディアの特性を調べることから始めてください。メディア理解が周りと一歩差をつけるポイントとなります。

– 宣伝にならないように情報を伝えられているか

メディアはユーザーが求める情報を発信したいと考えています。そのため、商品を取り上げて欲しいという一方的な宣伝のようなプレスレターは相手にしてもらえません。いかに、メディアのユーザーが求める情報との親和性を高めるかを意識する必要があります。

– わかりやすい「キーワード」かどうか

ここでいうキーワードとは、文章中やタイトルに入れる文言のことです。メディア担当者は業界の人ではないので、業界では当たり前の専門用語を知らない場合があります。例えば、「新しいファクトリー・オートメーション機能を独自開発しました」と言われても、その業界の人でないとすぐに理解できないと思います。この場合は、「新しい工場における生産工程の自動化を図るシステムを独自開発しました」というように誰が見てもわかりやすい表現を意識してください。

– クリックしたくなる件名(タイトル)になっているか

メディアには毎日多くのプレスリリースが届きます。配信したプレスリリースが読まれるかどうかは、タイトルでほぼ決まると言っても過言ではありません。わかりやすいキーワードに加えて、クリックしたくなる件名かどうかも意識して下さい。コツは◯%などの数字で書くことです。

– 社会的背景やトレンドを加味した内容か

上記でもお伝えした通り、メディアには毎日多くのプレスリリースが届いています。その中で、メディアの目に止まるためには、伝えたい情報にプラスして社会的背景やトレンドを取り入れることをオススメします。例えば、「バレンタインデーでチョコをもらえなかった人限定で和菓子をプレゼント!」のようなイベントにあった企画をタイミングよく出すと良いでしょう。

ポイント③:小さなメディアから露出を重ねている

成果を求めるあまり大きなメディアばかりに頭がいきがちではないですか?メディアはメディアを呼びます。一般的に小さいと言われるようなメディアでも露出を重ねていくことが重要です。

弊社がこれまでお手伝いしてきた企業の例でいうと、「小さなwebメディアに露出→その内容がyahoo!ニュースに転載→それを見た某テレビバラエティ番組からオファー」という事例がありました。これはほんの一例にすぎませんが、メディア実績があるとかなり有利になります。実際に弊社とお付き合いのあるメディア関係者もメディア実績を判断材料にすると8割以上の方が答えています。

取材される企業はここが違う!取材された後にやること

せっかく取材されても、掲載されて終わりにしてしまっては全く意味がありません。取材された後の行動がとても重要になります。では、取材後にやるべきこととは何なのでしょうか。それは、HPやSNSなどの自社メディアで取材されたことをアピールすることです。

なんども言いますが、メディアがメディアを呼ぶとは本当で、メディア露出の実績は企業にとって、最大限に生かすべき財産なのです。意外とシンプルなことですが、これができていない企業をよく見かけます。どんなに小さなメディアでも構いません。メディア露出実績は必ず掲載するようにしましょう。

メディアに掲載される企業になるために

いかがでしたでしょうか。私たちは約5000社のPR活動を支援する中で、成功する企業には共通点があることに気がつきました。ここで紹介したポイントはどれもよく取材をされている企業の共通点です。ぜひ、参考にしてみてください。

とはいえ、
「最初のメディア露出をどのようにすればいいかわからない」
「広報にかける時間もリソースもない」
「メディアとの接点作る業務は外部に依頼したい」

など、課題はそれぞれ異なると思います。

そんなときは、自分たちの状況にあったPR会社に頼んでみるのも1つの手段だと思います。弊社では、メディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。現在、多くのメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?

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